子どもがいじめに遭っていることが分かり、証拠も確保しました。今後、どうしたらよいですか。
まずは学校に相談して対策を考えることが考えられます。
しかし学校側の対応が十分でないと感じる場合は、早めに弁護士に相談してください。
弁護士が交渉し、あるいは調停やADR(裁判外紛争解決手続)などの手続を利用して加害者側と話し合うことにより、事態を早期に解決できる可能性もあります。話合いによる解決が期待できない場合は、訴訟を提起することも検討する必要が生じます。
なお、子どもへの悪影響が大きい場合は、転校も検討する必要があるでしょう。加害者が悪いのに被害者が転校することには納得できないという感情があると思いますが、後で加害者に損害賠償を請求することで衡平を図ることも可能です。